HRM Magazine人事担当者のためのウェブマガジン | Human Resource Management Magazine
|
HOME |
行動が変わるコーチングのヒント
Coach MIKI 三木未希
働く人の価値観が多様化するなかで,会社にとっての幸せと個人の幸せが必ずしも一致するわけではありません。そんな時代の人事担当者にとって,社員の挑戦と成長を促すための施策展開は切実な課題ではないでしょうか。ここでは良好なメンタルとマインドアップによって行動変革を実現する「コーチング」を軸に,挑戦できる土壌づくりを考えます。 ■「変わりたいけどムリ」惜しい社員の心理
上司や人事担当から見て,もう少し頑張れば,もう少しここが変われば評価が上がるのにと思う社員,つまり「惜しい!」社員には概ね以下の2つのパターンが考えられます。 ■メンバーが安心して挑戦できる働きかけとは
社員が安心して挑戦したくなる仕組みづくりとして,評価制度等の整備に加え,ぜひ心理的安全性の向上にも目を向けていただきたいと思います。コロナ禍以降,とみに重要性が論じられるようになった職場の心理的安全性向上のために,ぜひ取り組んでいただきたいのは「ただ話を聞くこと,ただ話をすること」です。これを各社の実情に合った仕組みとして浸透させてください。今注目されている1 on 1も,強制的に「ただ話を聞く,ただ話をする」機会になります。その際に有効となるアクティブリスニングの簡単なコツをお伝えします。
(月刊 人事マネジメント 2023年2月号 HR Short Message より)
HRM Magazine.
|
1978年、奈良県生まれ。同志社女子中学、同志社女子高校、同志社大学文学部(文化史学)卒業。同志社大学リエゾンオフィスにて 産学連携コーディネートと学生ベンチャー支援業務(5年間)。(公財)横浜企業経営支援財団にて 技術系ベンチャー企業の経営支援業務(インキュベーションマネージャー9年間)。2018年3月コーチとして独立開業。パーソナルコーチングでは、30代ビジネスパーソン、公務員、クリエイターのクライアントが多い。経営者のパーソナルコーチングや中小企業でのコーチング、講演や研修でも活躍中。著書に『つよつよメンタルで人生は思い通り』(KADOKAWA)。 >> Coach MIKI https://coachmiki.info/ |