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人事評価には“被評価者”の協働が欠かせない
渇ヘ合コンサルティング 代表 河合克彦
評価の信頼性・納得性を高めるために各企業は評価者研修を行っている。その場合の対象は主に評価者であり,評価能力を高めることが研修の目的になっている。ここに“被評価者の視点”はないだろう。そこで,本稿では従来の延長にある評価者研修を再考し,「被評価者との協働」という新しい視点を加えた提言を述べておきたい。 ■評価の信頼性を高めるうえでの3つの壁とは?
評価の信頼性・納得性を高めるには,乗り越えるべき壁がある。それは,@制度の壁,A評価者の壁,B被評価者の壁,の3つである。 ■評価者研修に講義と演習を組み込む方法
このような視点に立つとき,新たに「被評価者向け研修」の実施が考えられるが,一般に行われている評価者研修のなかに組み込む方法もある。その場合は,例えば次のような研修内容が有効だ。
(月刊 人事マネジメント 2011年4月号 HR Short Message より)
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1944年生まれ。京都大学経済学部卒業後、富士銀行に入行。富士ナショナルシティ・コンサルティング、富士総合研究所、富士総合研究所河合クラスターを経て、97年に河合コンサルティングを設立。著書に『役割・業績・能力基準人事賃金システム』(日本生産性本部)、『一次評価者のための人事評価入門』(日本経済新聞出版社)、『真実の成果主義』(中央経済社) ほか >> 株式会社 河合コンサルティング http://www.kawai-con.co.jp |