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「自立したプロフェッショナル」を育成する要点
潟vライムタイム 代表取締役 坂本敦子
企業がこれまで直面したことのない問題にスピード感を持って対処し,厳しい環境を生き抜いていくためには,各組織で一人ひとりのメンバーが自ら考え,タイミングよく行動するという主体性の発揮が重要なカギとなる。メンバーの主体性を引き出し,自立したプロフェッショナルを育成していくポイントについて,今まで実施してきた研修の経験を踏まえてお伝えしたい。 ■研修参加者は目的を理解しているか
研修は,受講者の自立力を促進させ,経営ビジョンを達成するための考え方や効果的な方法・スキルを切磋琢磨する場である。そこで研修のスタート時に自分たちの組織の現状とビジョン,数値化されたゴール(売り上げ目標など)とその意味について受講者同士,自分の言葉で説明し合う場を設けているのだが,思うように話せない状況をよく目にする。厳しい現状を正しく理解している人が意外と少ないのだ。一人ひとりが主体性を発揮し自立しなければ企業の発展はないということは,どの職場でも認識されている。しかし,その出発地点となる組織の現状,ビジョン,ゴールが自分の言葉で語れない(=きちんと理解されていない)という現実がある。 ■自立を促す研修効果を高める3つの要点
以上のような経験から,メンバーの自立力を引き出すためには,下記の3 点をタイミングよく実行することが大切であると考えている。
(月刊 人事マネジメント 2011年7月号 HR Short Message より)
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日本航空鰍ノ国際線客室乗務員として入社。首相特別機(ワシントン訪米、ベネチアサミット)にも乗務。外資系総合化学会社BASFジャパン梶E人事部において採用、人材育成に携わる。1995年、人財育成コンサルタントとして独立。現在、タイミング マネジメント(R)、「決断力」向上、リーダーシップ力強化、チーム力強化、コーチング、メンタリング、キャリアデザイン、プレゼンテーション、CS向上、マナー&印象力向上などの研修・講演で幅広く活動中。産業カウンセラー・心理相談員、経済産業省 独立行政法人評価委員会 委員。著書に『忙しい忙しいと言うわりに成果の出ないあなたのためのタイミング仕事術』(日本経済新聞出版社)ほか。 >> 株式会社プライムタイム http://www.primetime-winwin.com/ |