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評価こそ人財を育てる最大の武器
グローイング・アカデミー 学長 有本 均 ■良い組織には優れた評価システムがある
私はこれまで,マクドナルドの「ハンバーガー大学」,ファーストリテイリングの「ユニクロ大学」で教育部門の責任者を務めてきました。その後も様々な企業の評価システムを経験し,振り返ってみると,伸びる会社・良い組織には優れた評価システムがあったと思います。優れた評価システムとは,評価が終わったあと,すべての従業員がその評価に納得し,次の評価に向けて自分のモチベーションをアップできるような仕組みのことです。評価システムは人事考課のためだけにあるのではありません。評価が従業員のやる気を引き出し,成長を促し,そうした人材育成がやがて顧客満足度の向上や他社との差別化につながっていきます。評価はそこまで見据えて作ってはじめて最大の武器となるのです。 ■優れた評価システムに必要な3つのポイント
評価システムでは,評価する人と評価される人両方の立場を考える必要があります。そこを突き詰めると,評価システムの最重要点が見えてきます。
(月刊 人事マネジメント 2016年2月号 HR Short Message より)
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1956年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部入学後、大学1年からマクドナルドでアルバイトを始め、1979年日本マクドナルド(株)に入社。店長、スーパーバイザー、統括マネージャーを歴任後、社員教育機関である「ハンバーガー大学」の学長を務める。2003年、(株)ファーストリテイリングの柳井社長に招かれ、社員教育機関である「ユニクロ大学」部長に就任。社員・アルバイト教育の基礎を創った。その後、(株)バーガーキング・ジャパンの代表取締役など外食・サービス業の代表、役員を歴任。マクドナルド・ユニクロから中小企業まで、今まで経験して得た店舗現場における人材育成のノウハウをすべて投入すべく、グローイング・アカデミー学長を務める。 >> グローイング・アカデミー http://g-aca.com/ |