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人材獲得の新しいアプローチ
Sansan(株) 執行役員/Eight事業部 Enterprise Solutions部 部長 小川泰正 ■従来型の採用では人材獲得が難しい時代に
昨今,ビジネスのDX化が進み,AI・DX等の高度な専門性を保有する人材への需要の高まりや,「メンバーシップ型雇用」から「ジョブ型雇用」への移行など,日本国内の労働市場が転換期を迎えています。こうした状況下での企業の採用は,従来型の採用モデルだけでは希少・優秀な人材の獲得が難しくなっており,新たな採用モデルを模索する段階となっています。 ■希少・優秀人材獲得の新しい手法とは
そこで,新たに模索されているのが現職で活躍する人材にダイレクトにアプローチをする方法(プロフェッショナルリクルーティング)です。現職で活躍する人材に対して,転職を意識する前から緩やかな関係性を構築しておき,その後,本人が転職を検討するタイミングがあった際に他社に先んじてアプローチするというものです。現職で活躍する優秀な人材に加え,転職市場で見つけにくい希少な人材の獲得にも効果的な手法といえます。
(月刊 人事マネジメント 2021年10月号 HR Short Message より)
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2002年エン・ジャパン(株)に入社。リーマンショック後の事業再編に関わったのち、子会社の取締役として事業立ち上げに従事。2015年にSansan(株)に入社し、執行役員として、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のカスタマーサクセス、マーケティング等を牽引。2020年よりEight事業部にて、「Eight Career Design」事業の推進に従事。2021年よりEnterprise solutions部を新設。 >> Sansan(株) https://jp.corp-sansan.com/ |