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これからの人事に必要なコンサルティング力とは?
Suprieve Consulting(株) 執行役員 岡田幸士 ■人事に求められるコンサルタントの役割
これからの人事には,1人ひとりが経営陣・事業リーダーに対して組織・事業の成長に向けた価値提供を行いつつ,時に統制(ブレーキ)を利かせるといった,相反する動きが必要とされます。なぜなら環境変化や事業の複雑化に対応するためには,権限委譲を進めて自律分散型の組織運営を行うことが自ずと求められるからです。 ■人事に必要な8つの「コンサルティング力」
これまでの経験上,高いコンサルティング力を持つ人材は基本的な型を持っていることが分かってきました。コンサルティングプロセスは抽象化すると「インプット(情報を集める)」→「スループット(情報を加工する)」→「アウトプット(情報を渡す)」という流れとなります。優秀な人材はまずインプットの量・質の水準が高いことはもちろん,社内外の多様なリソースを最大活用して必要な情報を収集しています。そして得た情報から要点を見抜き,そこから価値のある情報(有益な示唆や仮説)へと効率的に変換していきます。さらにその変換後の情報を目的達成のために最適な形でアウトプットすることができます。こうした一連の流れに必要な力として当社が定義し,育成に活用しているのが以下の8つです。
(月刊 人事マネジメント 2022年1月号 HR Short Message より)
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日本マクドナルドにて、人事戦略策定・制度設計・労政等を経験した後、デロイトトーマツコンサルティング合同会社の組織・人事コンサルティング部門にてマネジャーを経験。コンサルタントとして「Top3%」の評価を受けるとともに、新卒・中途コンサルタントの研修講師やコーチなども務める。社会保険労務士の資格を保有。著書:『最強組織をつくる人事変革の教科書』日本能率協会(共著)。 >> Suprieve Consulting(株) https://suprieve-consulting.com |