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研修の“やりっぱなし”を防ぐ3つの方法
潟潟Nルートマネジメントソリューションズ サービス開発部 研究員 山田直人 ■「投資対効果」の次の課題とは
人材開発部門の方々と研修効果について議論する機会が増えている。以前は研修効果を測定し,投資対効果を見ることに主眼が置かれていたが,最近は研修効果を持続・向上させる方法に軸足が移ってきたようだ。企業はすでに効果の上がらない研修を整理・削減し終え,残った“本当に必要な研修”で,いかに効果を高めるかに知恵を絞り始めている。 ■研修の効果を持続させ高めるために
そもそも研修効果とは,受講者が研修で学んだことを職場に戻って実践し,研修の目的を達成することである。従って,研修終了時に会場で回答する受講満足度アンケートでは,本当の意味での研修効果を測ることはできない。一定の期間を経て,研修での学びを活かしてどのような実践をしているか,本人や職場にどのような変化が表れているかをとらえることで,初めて研修効果の測定ができ,向上策を練ることも可能になる。では,そのために研修企画担当者は何をしたらよいのだろうか。
(月刊 人事マネジメント 2011年11月号 HR Short Message より)
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潟潟Nルートマネジメントソリューションズにて、ソリューションプランナー、商品システムの開発などを経て現職。新人若手社員教育、中堅社員教育、マネジメント教育など幅広いテーマで企業社員向けのトレーニングプログラム開発に従事し、現在トランジション・デザイン・モデル開発プロジェクトリーダー。著作に『企業における役割転換の促進要因と転換内容に関する研究』(人材育成学会論文発表)。現在、実践支援プロジェクトにて研修の効果・価値を高めるための施策の研究・開発も担当。 >> 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ http://www.recruit-ms.co.jp/ |