HRM Magazine人事担当者のためのウェブマガジン | Human Resource Management Magazine
|
HOME |
守・破・離のステップで若手の感性を伸ばす
グレース 代表 福山真由美
企業研修で出会う新人や入社3年目までの社員から「自分たちがやりたいことはもうやり尽くされている」「何からやればいいのか上司が教えてくれないので仕事の仕方が分からない」など聞くことが多くなりました。彼らは,個性をうまく発揮できず,モチベーションが上がらないことを他責にする傾向があります。一方で,若手の変化に伴い,何とかして彼らの意識を上げたい,やる気を引き起こしたいと思っている管理職層からの相談も増えています。 ■イノベーションは「守・破・離」の先に起こる
若手が活躍するための組織作りには,若手の自由な感性を引き出す環境作りが欠かせません。私が重要な点だと考えているのは,「型を身につけてもらうこと」です。「型を学ぶこと」で型が新たに作られ,型が磨かれるようになると考えています。 ■伝統や基本の習得があってこそ可能性も広がる
イノベーションを生むためには,若手社員の感性を抑圧しない環境作りや時間の猶予が企業に必要だと思います。
(月刊 人事マネジメント 2017年7月号 HR Short Message より)
HRM Magazine.
|
マナーコンサルタント、イメージコンサルタント。大阪府出身。幼少期はテレビ・CM出演など子役タレントを経験。日本舞踊は名取資格。武庫川女子短大卒業後、関西電力にて秘書・広報を担当。その後、学研ホールディングス教室事業部プロダクトマネージャーとして新人育成や採用に携わる。テーマパーク(USJ)のオープニングクルー、司法書士事務所にて所長秘書、文化人事務局マネジメントを経て、現在は企業研修をはじめ個人プロフェッショナルのメディア戦略やプロモート活動のサポートを手掛ける。主な実績では、リゾートトラスト、LIXIL、羽田空港、マルハン、大槻経営労務管理事務所ほか、大手企業から個人のニーズまで幅広く対応。また、「第一印象」をはじめととする印象管理の指導に定評がある。 >> 福山真由美 公式サイト http://f-manage.jp |