HRM Magazine人事担当者のためのウェブマガジン | Human Resource Management Magazine
|
HOME |
入社したくなるインターンシップとは
(株)Legaseed 代表取締役 近藤悦康
現在,就職活動をしている学生の市況は数年前に比べ非常に大きく変わり始めています。「就活解禁日に大人数に紛れて合同説明会に行くのはダサい」……現在の,特に優秀といわれる学生はそのように考えています。その分,就職活動において重要性を増しているのがインターンシップです。現在は,約8割の大学生が正式に採用活動が始まる前にインターンシップに参加しており,約7割の企業がインターンシップを実施しています。 ■学生が本当に求めているものは何か?
学生がインターンシップ先を選ぶ基準は2つあります。@そのインターンシップに参加することで自らに「箔」がつくか,A他では得られない経験ができる「企画」があるか,です。自社でしか体験できない,オリジナルなプログラムが企画時の必須条件となります。 ■企画に「学び」や「成長」の要素はあるか?
いかがでしょう? 学生たちがインターンシップに求めているのは「学び」や「成長」であり,「説明」ではないのです。学生たちに成長感を与えることができる企画かどうか,そこが中小企業のインターンシップで非常に重要なカギになります。
(月刊 人事マネジメント 2019年5月号 HR Short Message より)
HRM Magazine.
|
1979年岡山県生まれ。千葉工業大学大学院修了。アチーブメント(株)に勤務後、2013年に(株)Legaseedを創業。楽天みん就調査「2020インターン人気ランキング」では総合20位、人材部門で1位。これまで300社を超える企業への人事領域のコンサルティングを実施。テレビや雑誌などメディアにも多数取り上げられ、セミナー受講者は延べ7万名。著書には『日本一学生が集まる中小企業の秘密』『内定辞退ゼロ』『伸びている会社がやっている新卒を即戦力化する方法』等がある。 >> (株)Legaseed https://www.legaseed.co.jp |