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考えて動く新人を短期に育成する方法
講師ビジョン(株) 代表取締役 島村公俊
「新人を早く育てたい」「でも現場には手取り足取り教えている余裕はない」というジレンマは,多くの組織が抱える悩みです。若手社員が入社数年で退職・転職し,人手不足やタレントの奪い合いが常態化しはじめている昨今,新人教育の悩みは企業にとってこれまで以上に深くなりつつあります。そこで,その処方箋となるヒントをお伝えします。 ■育成よりも短期的な成果“指導者のジレンマ”
新人を育てる現場指導者の多くは,大きく2つのモヤモヤを感じています。 ■教える時間を減らし,成長を速める方法
では,「忙しくて教える時間がない」「でも,早く自分で考えて行動できる部下に成長してほしい」というこの悩み,どう解決したらよいのでしょうか? 「教える時間を短くする」これが答えの1つです。より正確にいうと「教える機会は減らさずに(むしろ増やして),質問を通じて考えさせることで1回の指導時間を極力短く済ませる」となります。
(月刊 人事マネジメント 2019年11月号 HR Short Message より)
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2001年人事コンサルティング会社入社。その後、教育関連会社を経て、2006年ソフトバンク株式会社入社。東京国際フォーラムにて2,000人規模の営業、クルー向けセミナーの講師として、孫正義会長の前座を務め、ボーダフォン買収時の現場教育に貢献。2009年ソフトバンクユニバーシティの立ち上げのため人事本部人材開発部へ異動。社内認定講師制度の構築ならびに、100名を超える社内講師育成へ貢献。2013年Pike’s Peak Awardを受賞。翌年、日本HRチャレンジ大賞人材育成部門優秀賞を受賞。2016年より講師ビジョン株式会社を設立し、研修の内製化コンサルティングや社内講師のトレーニングを中心に展開しつつ、プレゼンテーションやビジネスコーチング研修等も実施している。主著に『10秒で新人を伸ばす質問術』東洋経済新報社、『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』共著・ダイヤモンド社、ほか。 >> 講師ビジョン(株) https://koushi-vision.co.jp/ |