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人事部門のAI活用の可能性
(株)リンクアンドモチベーション プロダクトマネジャー 藤田理孝
2022年11月にリリースされた『Chat GPT』は瞬く間に利用者数を増やし,2ヵ月で全世界の利用者数は1億人を超えました。これを皮切りに各社がAIを活用した様々な新サービスの提供を開始。空前のAI競争時代に突入しています。一方で,急に「AI活用」と言われてもどのように取り入れていけばいいのか疑問は尽きません。人事部門では,この技術進化をどのように活用していけるのでしょうか。 ■AI活用は3つのステップで
まず,AIを人事業務に活かす3つのステップをご紹介します。 ■AIを“知のロケット”として活用する
かつてスティーブ・ジョブズは,コンピューターを知の自転車(Bicycle for the Mind)と呼びました。『人間は移動に優れた動物ではない。しかし,自転車という道具を使うとその能力を引き上げることができる。つまり,自転車は人間にとって能力を拡張する道具である。コンピューターとは,まさに知性にとっての自転車,知性を拡張する道具である』と。AIと聞くと,映画さながら「人間 vs. AI」という構図が頭に浮かびますが,AIを道具として活用できるかどうかは私たち次第です。自転車よりも遠くに連れて行ってくれる道具が生まれた今,AIを知のロケット(Rocket for the Mind)と捉えることがAI活用の第一歩かもしれません。
(月刊 人事マネジメント 2023年7月号 HR Short Message より)
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2016年リンクアンドモチベーションに入社後、中堅・ベンチャー企業向けの組織コンサルティングに従事。組織戦略・理念・制度・採用・風土の設計〜実行をワンストップで支援。その後、ITプロダクトのプロダクトマネジャーに職種転向。人事領域の知見に加えてテクノロジーの力を用いることで、人的資本経営を推進するプロダクトの拡大・立ち上げを牽引する。現在は、生成系AIをはじめとする最新テクノロジーの活用、社内のDXの推進も行う。 >> (株)リンクアンドモチベーション https://www.lmi.ne.jp/ |